オージーキウイが1.16を超えていく要因とは

オージーキウイを取引している私にとって、悪夢なのは、オージーキウイが、上方向に抜けていくことです。月足でわかる限りでは、上方向には、1.47辺りまでつけているようです。日本のバブル期後半にあたる1989年です。その後、2014年以降は、1月だけ1.16を超えている月がありますが、1.15から1.0を行ったり来たりしている状態です。2013年から2014年に何があったかというと、オーストラリアとニュージーランドの金利が逆転しました。2009年頃からオーストラリアの方が、2%程ニュージーランドより金利が高かったのですが、2014年に逆転して以来、同じ金利になることはあっても、ニュージーランドの金利の方が低い状態には2024年の今までありません。
私が経験した上方向は、2022年9月の1.14後半の時です。このときは、コロナ禍で下げた金利を段階的に引き上げている状態だったのですが、ニュージーランドが先んじて金利を上げていたため、オーストラリアの金利の伸びしろに市場の期待が膨らみじわじわと上がっていきました。結局その期待が一気に縮小して3月ほどで1.047辺りまで下がりました。
今年からは、金利をいつ下げるのかに焦点が移る段階ですが、2015年あたりが似たような状況なので、1.16を瞬間的に抜けることはあっても、1.15から1.0を行ったり来たりする状態なのかなと考えています。2015年と違うのは、アメリカの金利が高いことです。昔は、アメリカの金利と比べても、高金利だったオセアニア通貨ですが、オーストラリアはアメリカの金利に追いつけない状態です。金利が、オーストラリア>ニュージーランドになって、かつアメリカを超えてくるようだと、2014年以前の状態になるかもしれません。